日焼けの原因となる紫外線は光の一種ですが私達の目には見えません。
ところが、この紫外線、
チョウのような昆虫には見えているというのです。
ではチョウが見ている世界をちょっとだけのぞいてみましょう。
左:メスのチョウ 右:オスのチョウ |
紫外線写真館では、紫外線を反射するものと吸収するものを映すことができます。
紫外線を反射する部分は白く、吸収する部分は黒く映ります。
上のチョウの写真を比べてみてください。
左のチョウは白っぽく、右のチョウは黒っぽく映っていますね。
実は、メスの羽は紫外線を反射し、オスの羽は紫外線を吸収するのです。
チョウ達は紫外線を見ることができるので、オスとメスをはっきり見分けることができ、
求愛行動に役立っていると考えられています。
おもしろいですね。
企画展では、他にもUVカットメガネや花の蜜腺なども見ることができますので
まだ見ていない方はぜひ見に来てくださいね。